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〜酒をこよなく愛する高瀬 斉が綴る〜
呑斉の酒々日記
 高瀬斉のHP『酒縁男友』  http://www.sol.dti.ne.jp/~h-takase

2003年

7月31日

庭ではグラジオラスが赤い花を咲かせている蒸し暑い1日。庭ではグラジオラスが赤い花を咲かせている。
午前10時、荻窪ロイヤルホストで昨日会ったI氏に原稿を渡す。その足で栃木県小山に私用で出かける。時間帯がいいと新宿から乗り換え無しの1本で小山まで行けるのだが今日は赤羽乗り換え。途中、田圃の緑がきれいだ。
帰り、小山駅で冷やし中華の昼食。4時前、荻窪に戻り食品市場へ。今夜は何にしようかと魚屋を眺めていると稚鮎が目に付き、今夜は天麩羅に決定、他にハゼ、メゴチ、などを買う。
天麩羅を揚げるのは久し振りだ。買ってきた小魚類に、甘唐辛子、玉葱・ピーマン・干し海老の掻揚げを揚げる。
後は先日煮ておいたバラ肉の角煮、枝豆、賞味期限の切れた豆腐は湯豆腐にする。
ビールにお酒は先日某蔵の若い人から頂いた青森県弘前市玉田酒造店「津軽・蔵人」(純米吟醸)を飲む。別に欠点のない酒だが取り立てて面白い個性があるわけでもない。もう一皮むければといったところか。



7月30日

「いちべえ」で「綾菊15年もの(7年古酒を、店で8年寝かせたもの)」などを楽しむ中々梅雨が明けない。雑用をこなしているうちに午後になってしまった。3時、荻窪ロイヤルホストでI氏と打ち合わせ後、今度出す「味よし酒よし人もよし・PART4」のゲラの一部を受け取る。
今日が娘の21回目の誕生日ということで、花屋により薔薇の花を買う。肝心の娘は、友達に祝ってもらうとかで何処かで飲んでくるらしい。
毎週週刊誌を何誌か買うのだが、「週刊ポスト」と「週刊現代」特集号と称して広告のたくさん入ったものを何週か350円で出して(それまでは300円)、それが終わると何食わぬ顔で330円だって。今回に限ったことではなく、過去にもこれをやっているのだが、新聞の値上げに関しては批判めいたことを書くくせに自分たちの値上げに関しては特集号と称して高く売り、その後少し下げ、結果として値上げして売る、セコイよなー。
6時過ぎ、荻窪駅でJフードの鈴木社長と待ち合わせ。行こうと思った焼き鳥屋が定休日ということで、西口の「いちべえ」へ。
牛筋の煮込み、卵焼き、肉じゃが、タタミイワシ、などを肴に「まんさくの花・真人」「三井の寿」「綾菊15年もの」(7年古酒をお店で8年寝かせたもの)「賀茂金秀」などを楽しむ。
以前にも行ったことのあるスナックでカラオケで昔の歌ばかり数曲歌い帰宅。



7月28日

フルネット中野社長と、京都の名酒館タキモトを訪ねる新幹線もそうだったがホテルも子供連れが多い。
梅雨の明けた大阪は昨日が29度、今日も日が射し暑くなりそうだ。午前9時、ホテルを出、大阪駅へ。駅前の樹木からクマゼミのけたたましい鳴き声が聞こえてくる。(株)フルネット中野社長と京都に出、六条通の名酒館タキモトを訪ねる。酒揃えもすごいが、パック酒以外の日本酒すべてが低温管理されているというのも大したものだ。
瀧本社長に東本願寺「渉成園」を案内して頂き、京都駅近くでお昼をご馳走になり1時過ぎの「のぞみ」で帰京。
今夜はカミサンも娘もいないので、荻窪で既製の串カツとアジフライ、サラダそれにお寿司を少し買って帰宅。
夜は1人で、買ってきた惣菜にトマトや貝割れなどを足し、まだ残っていた塩茹でヤドカリを肴にビールと、井筒長・大吟を飲む。お腹が脹れたら疲れが出てきたのか眠くなってきたので、蒲団に横になりウツラウツラしながらTVの推理ドラマを見る。



7月27日

「純米酒フェスティバル2003大阪」にて午前7時53分東京発の「のぞみ」で純米酒普及推進委員会のSさんと大阪へ。今日は第2回目の「純米酒フェスティバル2003大阪」である。昨夜はあまり寝ていないので眠い。
11時前会場である「太閤園」に到着。会は1部が12時から開始。規模は東京の半分ということで、参加蔵は28社、参加者は1部、2部あわせて400人を超えたといったところ。聞くところによれば今日は土用丑の日で他にも集まりがあるとか、大阪で有名な酒販店Yさんの会が重なったとかいうこともあるのだろうが東京と比べ集まりがやや鈍い。
でも会場は日本酒好きの方々が太閤園の料理と28蔵の旨酒を目一杯楽しんでくれたようだ。東京会場ではない抽選会などもあり盛り上がった。女性の参加者が東京より少ないか。
二次会は曽根崎の「たこ茶屋」。「南部美人」「竹の露」「富美川」「賀茂金秀」「獺祭」らの蔵元さんも参加していただき蛸料理をメインに11時頃まで。大阪酔吟酒仙の会・尾垣さんが美味しいジャコ天を差し入れてくれた。



7月24日

今まで食べた甲殻類の中で、この“やどかり”が一番旨いと佐藤さんは言う日中は連載物の漫画を仕上げる。窓の外から、公園で鳴いているニイニイゼミの声が聞こえてくる。1週間ほど前から聞こえてきてはいたが、蝉もこの涼しさじゃやり難いんじゃなかろうか。午後、大きな発泡スチロールの箱が届く。仙台の佐藤さんからの荷物で、中にはどっさりと塩茹でされた“やどかり”が入っている。佐藤さんに言わせれば、今まで食べた甲殻類の中でこの“やどかり”が一番旨いという。先日「漁があれば送ります」という電話をもらっていたので楽しみにしていたのである。早速、夜に酒の肴としていただく。今日は京野菜も送られて来たので、甘唐辛子はベーコン巻に、茄子は焼き茄子に、後は枝豆、ハム、サラダなど。
“やどかり”は塩茹でされたそのままと、尻尾の部分だけネギとXO醤、豆板醤で炒めたものを。花咲蟹もヤドカリの仲間であるのだから“やどかり”も旨いはずである。大きな鋏の部分の肉はもろ蟹そのものだし、尻尾の部分も絶妙な旨味がある。
カミサンと娘は気持ち悪がって尻尾の部分はあまり手を出さないので小生1人でパクついている。
お酒は福井「梵」山廃・純米大吟生の4合瓶を1本空け、あとは残っていた岩手「あさ開・源三」木桶仕込み・純米大吟生を飲む。



7月22日

湯島の「吟醸酒研究機構」へ。総会後、席を「兆屋」に移し飲み会に午前中、弘前で写したデジカメ写真の整理。
午後4時、湯島の「吟醸酒研究機構」へ。総会は6時からなのだが、ちょっと頼まれた調べ物があったので、早目に出、事務所にある全国清酒品評会の昭和10年から15年の資料を調べる。「亀の尾」が新潟県ではいつ頃から酒造に使われていたかということを調べたのだが、清酒品評会の優等賞を見る限りでは昭和7年の第13回大会で「代々泉」が使っているのみであった。東北、特に秋田県では「亀の尾」を使っているのが目立つが、全国的に見ればこの時代「雄町」が多い。
6時過ぎ皆さんの顔が揃ったので総会を始める。
7時半、席を神田小川町の「兆屋」に移し飲み会に。お酒は篠田事務所の冷蔵庫から「出羽鶴・夢小町」「蓬莱泉・空」など5種、お店の「大山」など2種、全部で7本程空ける。
この店の定番である脱皮したての甲羅の柔らかい渡り蟹唐揚が旨い。最後はおじやでしめ、家に着いたのが12時少し過ぎ。



7月20日

「亀の尾サミット」は大いに盛り上がった。2次会にてどんよりとした曇り空。午前中はまるっきりフリーなので、ホテル地下のショッピング街や駅ビルなどを覗きお土産を少し。
昼から三浦酒造を見学、この蔵はいくつかの独特な工夫があるのだが他のメーカーの皆さんも関心を示していた。
2時半から市民ホールで「サミット」が開かれ小生も来賓の1人として台上に座らされたのだが、初めから判っていれば上着くらい着てきたのにと思いつつも、まっいいかと小生の漫画入りTシャツ姿で皆さんの前に。弘前大学・石川隆二先生の講演、「亀の尾」のお米とお酒の試食、試飲タイムをはさみ、仙台の浅野さん司会、会場の皆さん参加型「亀の尾談義」と盛り上がった。
6時からはシティ弘前ホテルで「亀の尾パーティー」。津軽三味線の生演奏などもあり300名近い参加者で賑わった。
「亀の尾」でお酒を造っている蔵はもう60社を超えるという。今回はその中から40数社のお酒が出品され、蔵元も20社ほどが参加してくれた。
二次会は近くの居酒屋で。ホスト蔵三浦酒造の三浦文仁さんのテンションも上がりっ放しだったようだ。三次会は島根「開春」若林社長、土紋・工藤夫妻らと寿司屋で一杯。
素晴らしい会になり三浦酒造さんよかったですね。



7月19日

明日開催される「第7回亀の尾サミット」の前夜祭といったスタンスの飲み会で朝9時前の「MAXやまびこ」で盛岡に向かう。盛岡で昼食として冷麺を食べるべく1台早い新幹線にしたのである。が、花輪に向かうバス乗り場が以前乗った時とは反対側の出口に変わっている。いつも食べる店に行くとバスの発車時間がぎりぎりになりそうなので駅ビルの冷麺屋に入ったのだが不味い。何か“損”した気分で花輪までバスに乗る。鹿角市尾去沢のお寺に墓があるのだが、しばらく無沙汰をしているので今回の弘前行きに合わせ殊勝な気持ちを起こしたという次第。お寺の坊さんの話はもろ地元弁なので6割くらいしか解読不明。墓参りの後大潟村の鈴木さんの車で弘前へ。
市内の「居酒屋・土紋」に着いたのが6時前、明日開催される「第7回亀の尾サミット」の前夜祭といったスタンスの飲み会である。今回のホスト蔵である「豊盃」の三浦酒造の社長、ご子息の三浦兄弟ほか「菊の井」鳴海専務、「駒泉」盛田専務、宮城「宮寒梅」岩崎専務らも参加してくれた。他に島根県のお酒の先生、堀江修二氏、大阪酔吟酒仙の会・尾垣さんら大阪からの面々、事故の影響で2時間以上遅れて到着した仙台の浅野酒店グループなどが集まりワイワイ。明日が本番ということで堀江先生と小生は10時過ぎにホテルへ戻る。



7月16日

岡山「富志美盛・特撰無濾過生原酒」を飲む。旨味タップリのお酒だ今日も「亀甲鶴」を朝から描き始める。天気がいいと思っていたら雨がパラパラ、慌てて洗濯物を取り込む。この時期は油断がならない。
山形県の富田酒店さんより「富田通信」が届く。この本は、富田さんが今まで発行してきた「富田通信」という新聞が100号を超えた記念に1冊の本にまとめたものだが、280ページを超える立派な本になった。この1冊に書かれているお酒の知識を肴に何本もお酒が飲める。表紙に小生が描いた富田さんの似顔絵がピースしている。
夜は前日買っておいた牛ステーキをメインにビールを飲む。丹波黒豆の枝豆も。お酒用に鮪刺しと平目の昆布締めも買っておいたので先日送られて来た岡山「富志美盛・特撰無濾過生原酒」を飲む。旨味タップリのお酒だ。原酒ということでアルコール度が20〜21度と高くガブガブというわけにはいかないが、久し振りにこういった、変にすかしていないお酒を飲んだ。
このお酒はアル添だが、この大野酒造の純米の無濾過生原酒を飲んでみたいものだ。



7月14日

ブルーベリーの実が、少しだけその名の通りのブルーになりかけてきている紫陽花が30ほど花をつけているのだがその半数以上は少し色褪せて来ている。花の色は移りにけりないたずらに……である。ブルーベリーの実も時折ヒヨドリが啄ばんで行くようだが、少しだけその名の通りのブルーになりかけて来ている。
ようやく、「亀甲鶴」の漫画化に本腰を入れ始める。6月は殆ど手を付けていなかったので、登場人物の顔を前のページを見返し確認しながらの作業だ。
梅雨寒ということで汗をかかずに済むのがありがたい。
夕方買い物に出る。今日は始めからハンバーグを作るつもりで肉屋に直行。牛挽肉とマカロニサラダを買う。
じゃが芋とインゲン豆を茹で、甘人参を作りハンバーグの付け合せに。他に送って頂いた丹波の黒豆の枝豆を茹でる。
あとは、鰯を甘辛く煮、冷奴もお酒の友に。今夜はビールと飲み残しのお酒を少し。夜遅く、福島方面に合宿の下見にいっていた娘が帰ってくる。



7月13日

三ツ矢酒店「日本酒教室」の懇親会のゲストは「獺祭」桜井社長一輪だけ咲いていた梔子(くちなし)の花も、色褪せ、植木鉢のブルーベリーが今年は大きな実を付けている。今日は梅雨寒。娘は、クラブの合宿の下見とかで、福島方面へ出かけて行った。
午後2時45分、西荻窪の三ツ矢酒店へ。「日本酒教室」である。今日も37名の参加者ということで二階のホールは満杯。
今日のテーマは「日本酒の歴史」。講義の後の懇親会のゲストは山口県「獺祭」桜井社長。濁りを含め6種類のお酒を「松寿司」の料理で楽しむ。
この蔵は磨きのいいお酒が売りだが、今年の平均精米歩合が46%台というからすごい。また、遠心分離機での絞りを最初に取り入れた蔵でもある。この搾り法は今では10数社で採用されているとのこと。しかし、この方法で搾ったお酒の粕歩合が90%だというからまたまた驚きである。
昭和48年頃の最盛期には2000石造っていたそうだが、今は1000石ちょっと。2000石時代のお米の使用量が2000俵、現在のそれが4000俵というから如何に磨いているかが判る。造るお酒の97%が純米吟醸だというから、成る程である。
きれいだが旨味のあるお酒に皆さん納得の態。
二次会は例によって「鳥源」、三次会は西荻北口の焼き鳥屋「戎」へ。桜井社長も最後まで付き合ってくれた。酔った勢いでその場にいた人たちで9月に蔵を訪れることに。



7月10日

朝、雨戸を開ける音に反応して、軒下の蝦蟇の子蛙たちがひょこひょこと動き出す何となく雨模様の1日。朝、雨戸を開けると音に反応して軒下にいた蝦蟇の子蛙たちがひょこひょこと動き出す。孵った時は真っ黒だった彼らも今は体もより蛙らしく、色も赤銅色になっている。漫研時代の同級生のK君から電話があり、商品宣伝用の漫画を描いてくれとの依頼。K君はS製薬に勤めているのだが、系列会社の社長になったとのこと。同級生で社長になったのは彼くらいだなー。
夕方、京浜東北線・上中里駅へ。先日亡くなった「樽一」佐藤 孝社長の通夜に参加。東京農大・小泉先生はじめ、「開運」土井社長、「東力士」島崎社長らもみえていた。佐藤さんは以前から心臓が悪かったようだ。
(株)フルネットの中野社長が車で来ていたので、何処か近くの駅までと同乗させてもらったのだが、結局中野さんの家まで行き、車を置いて、タクシーで阿佐ヶ谷の「与ッ太」へ行くことに。焼鳥と薩摩揚げなどを肴に福島「天明」「大七」「飛露喜」、岡山「賀茂金秀」、石川「常きげん」などを飲む。11時過ぎ帰宅。



7月8日

庭の隅のくちなしの花が一輪だけ咲いている梅雨らしい、何となくどんよりとした空模様。庭の隅のくちなしの花が一輪だけ咲いている。あまり日が当たらない所だからだろうか、毎年余り花を付けないのだがそれにしても一つだけというのは少し寂しい。

 くちなしの 花一つだけ 寂しげに   呑斉

ポパイの森山さんより電話があり、新宿「樽一」佐藤社長が亡くなったという。先日椿山荘で行われた、(株)フルネットの15周年を祝う会ではお元気そうに話をしていたのだが。享年68、ご冥福をお祈りいたします。
明日締め切りの漫画を仕上げ、午後4時荻窪ロイヤルホストへ。8月に出す「味よし酒よし人もよしPART4」の打ち合わせで印刷会社の人と会う。その足で昨日と同じく荻窪地下の食品市場へ。今日の買い物は、金目鯛切り身、青柳、生ワカメ、茨城産地鶏腿肉。
地鶏は塩焼き、青柳はキューリと生ワカメの酢の物に、金目は甘辛く煮る。枝豆も食卓に。お酒は香川県「川鶴・旨口純米酒・無濾過」、無濾過にしては味を削ぎ過ぎた感じがする。以前、この蔵のお酒にはもっと素晴らしい酸があったと思うのだが。



7月7日

今夜のお酒は、京都伏見の「玉乃光・山廃」(純米吟醸)朝10時にホテルを出、駅前の物産店でお土産を買い、10時44分発特急「いなほ」で鶴岡を辞す。この2日間はいいお天気に恵まれたのだが今朝の日本海沿岸は細かい雨が振っている。東京駅には3時半頃到着。東京も雨。
荻窪の食品市場で買い物をして帰宅。娘は今、期末試験中なので珍しくこの時間在宅。
2日間で写して来たデジカメの写真をCD−Rに取り込む。気付いたらもう6時だ。
夕飯は、荻窪で買ってきたサラダ2種、前回鶴岡で買った牛タンの燻製、旅行に出る前に煮ておいた豚の角煮でビール、お酒の肴は鰹刺し、冷奴、平目の子と小松の炊き合わせを。
今夜のお酒は京都伏見の「玉乃光・山廃」(純米吟醸)。やや熟成香が気にならなくもないが、面白い酸味と味のふくらみがあり食中酒として楽しめる。この手のお酒が苦手なカミサンも、平気で呑んでいたので、このお酒の持つ酸のキレが合ったのかも知れない。



7月6日

鶴岡の酒造協同組合主催「日本酒学校オープニングパーティー」はこれまでで最高の190数人の参加者で賑わった朝9時、大潟村の鈴木さんに車で迎えに来てもらい、今夜の目的地である山形県鶴岡市に向かう。山間に田圃があり、その先に数軒の農家とか、見渡す限り田圃でその向こうに山並みがといった途中の景色が小生の中の日本人のDNAを刺激してくれる。何せ緑がきれいである。丁度お昼に鶴岡着だったので、蕎麦を昼食に。その後、加茂漁港近くにある「加茂水族館」に足を伸ばしてみる。小さな水族館だが、中に「くらげ」のコーナーがあり、その幽玄さにしばらく見とれていた。くらげって色んな種類があるんだねー。このコーナーにはまって、何時間も座っていたという人がいたと聞いたが、ウン、分かる気がする。
夜は、鶴岡第一ホテルで地元酒造協同組合主催「日本酒学校オープニングパーティー」である。この地での日本酒学校は今年で4期目となる。講師を務める小生と、松崎さん、そして山
形県でお酒の指導をしている小関先生の3人の話で始まった会は今までで最高の190数人の参加者で賑わった。
県外からは宮城「日高見」平井社長、岩手「月の輪」横沢裕子さん、秋田「天の戸」柿崎社長らも参加していた。
二次会は「ダイニングバー紫」、店はお客さんで溢れていた。いい日本酒があれば、需要はまだまだ伸びるのにと思った2日間ではあった。



7月5日

能代市「天洋酒店」さん主催のお酒の会「僕らの時代〜SAKE NEXT GENERATION」にて8時52分東京発「こまち」号で秋田へ。同じ目的で能代行きの、静岡で野菜を作っているYさんも同じ号車。途中車内で畑で作ったという小型のトマトをご馳走になる。酸味が少なく甘いトマトだ。秋田駅で乗り換えの車内で、飛行機で秋田まで来た、やはり同じ目的の千葉のT嬢とその同僚とバッタリ。
今日は能代市「天洋酒店」浅野さん主催のお酒の会「僕らの時代〜SAKE NEXT GENERATION」が開かれるのだ。
5時からの会場には県外からのお客の方が多いという50数名が集まり、またこれから頑張ってもらいたい若き経営者たちの8蔵が集まり、河豚のしょっつる鍋など珍しい料理で秋田の美酒を楽しんだ。大吟クラスもそれなりにいいのだが、「朝の舞」(山廃)や「日の丸」などの純米クラスにお燗してグーッなものがあり日本酒の味の多様性を楽しめた。
途中、ダックスムーン&大間ジローの懐かしい唄あり、大道芸人・おいかどいちろうの面白芸があり盛り上がる。
二次会は「酒処・べらぼう」で全員が参加したのではと思われるくらい店一杯に肩を並べ、1次会で残ったお酒を飲む。店定番の「だまこもち鍋」も旨い。



7月2日

「裕」のご主人が分けてくれた「行者にんにく」割と涼しいので汗っかきの身には助かる。
日中は結婚披露宴用の似顔絵と、8月に出す新刊本の表紙絵を描く。このシリーズも20年近く続いた連載が終わったので、今回の「PART4」で終わりとなる。思えば、「アイデアパパのまんが日本酒教室・酒肴編」で始まった単行本化だが、タイトル同様発行元も日本文芸社、ダイヤモンド社、そしてオフィス・タカセと変わってきた。最後の「PART4」は書店でも買えるようにと又、違った所から出す予定。
午後、阿佐ヶ谷「裕」のご主人が、少しですがと「行者ニンニク」を届けてくれた。また、先日行った福岡の今泉さんから「椒房庵」の辛子明太子、烏賊シュウマイなどが送られて来た。
夜は、Nさんから頂いた、区民農園で栽培したというズッキーニと豚バラ肉の炒め物、烏賊しゅうまい、昨日の残りの稚鮎の唐揚、ほうれん草とジャコのナムル風、行者ニンニクの酢味噌和え、冷奴をつまみながら今日はビールだけにしておく。

以前(6月)の日記はこちらです
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